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フラメンコのトリビア◇お囃子・掛け声

【フラメンコの魅力】

 フラメンコはスペイン発祥の音楽芸能で、その魅力は多岐にわたり、さまざまです。

ジプシー(ロマ族)のコミュニティから生まれ、次第にショーで観客の前で踊られるようになった歴史があります。現代スペインでは、さまざまに工夫を凝らしたダンスやギター、歌をショーレストランや大劇場で表現されています。一方で、アマチュアや趣味でフラメンコを楽しむ人たちも多くいて、同じようにレストランショーをグループで楽しんだり、劇場でパフォーマンスを披露したり、あるいはレクリエーションとして楽しんでいます。

 フラメンコの魅力を言葉ですべてお伝えすることは難しいのですが、思いつくままに書き上げてみました。

もし、あなたが興味を感じたら、「百聞は一見に如かず」と言います。まずは体験レッスンを受けてみませんか♪

①情熱と表現

・フラメンコは情熱的で感情豊かな表現が特徴です。ダンサーは音楽や歌に合わせて感情をこめて力強い動きや表情で、見る人に思いを伝えます。

②特徴的なリズム

・リズミカルな足のタップや手の振り、身体の動きなどの多彩なリズムパターンが特徴です。これらのリズミカルな要素も見どころの一つです。

③テクニック

・手や足の動き、振り返る動作などが、独特な動きを生み出し、見る人を惹きつけます。

④衣装

・たっぷりしたドレープと大きなフリル、色鮮やかなドレスはダンサーの動きと調和し、ステージを彩りますし、衣装を身に付けるだけで、いつもと違う自分を楽しめます。あなたが知らないあなたの魅力を再発見できるでしょう。

⑤歌とギターとの調和

・他のダンスにはない大きな特徴は、生演奏での歌とギターとダンスとの調和です。三位一体ともいえるこの組み合わせが、圧倒的な迫力を生み出します。それに生演奏で踊ったり、歌ったりするのは音源で踊るのとは全く違う楽しさがあります。

⑥文化の深さ

・フラメンコはスペインの文化や歴史と結びついています。中でもアンダルシア地方は文化と人種のルツボで古代から様々な民族や文化が集まり、混合してきた歴史があります。この地方はフラメンコの揺り籠とも称され、その土地の風土や情熱が表現さています。フラメンコを踊り、歌い、ギターを弾くという言う事は、スペインの奥深さに触れられます。

 実は日本ともちょっとした関係があるんです。それは1613年(慶長18年)に仙台藩主伊達政宗がスペイン国王フェリペ3世やローマ教皇パウロ5世に派遣した慶長遣欧使節(正使ルイス・ソテロ、副使は支倉常長)です。もちろん、仙台藩士が他にも従っていたわけですが、彼らの一部は情熱的なスペイン娘と恋に落ちたかして、そのまま、スペインに残ったようです。セビリア近郊のコリア・デル・リオという町には約600人のハポン(JAPON=日本)さんが住むと言われています。フラメンコダンサーにもアナ・ハポンさんがいますね。彼らの多くは「サムライの子孫」と信じているそう。なんだか、素敵なお話ですね。

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